【元保育士】0歳から始めるおすすめ絵本レビュー10選!知育をはじめよう!

絵本の読み聞かせを始めたい!

わたしは、保育士、療育センターのスタッフを10年していました。

その中で「これはぜひ世の中のママさんたちに薦めたい!」

と思う実際にわたしが購入した絵本がいくつもあります!

その中で特におすすめしたい本をこの記事では紹介したいと思います。

  • でもいつから?
  • どんな効果があるの?
  • どんな本がよいの?←レビュー
  • 読み聞かせのコツは?

絵本を始める時期

妊娠中や産まれてすぐ始めたという方も多いですよね。

赤ちゃんを安心させる目的で読み聞かせを早い段階からすることもとてもよいです。

実際に効果が大きくなっていくのは、3ヶ月程度からです。

わたしは、色や音に反応すようになった2ヶ月から始めました。

絵本の効果とは

保育園では、どの園でも読み聞かせを実施しています。

視覚的にわかりやすいことから道徳的な心情や日常生活の常識などを考えやすいからです。

ただそこまで考えるようになるのはまだまだ先の話です。

ここでは、0歳の絵本デビューを考えていきます。

  1. 想像力が豊かになる
  2. 集中力がつく
  3. 言葉が増える

想像力が豊かになる

人生において想像力は、必要不可欠のものですよね。

これをしたら相手がどんな思いをするのか。

こうすると物事がどう変化していくのか。

大人も無意識にそんなことを考えていると思います。

絵本はその第一歩となります。

0歳から絵本に興味をもてるように読み聞かせをしていきましょう!

集中力がつく

「落ち着きがなくなってきた、、。」

そんな日がこれからやってくるかと思います。

そんな時に絵本の習慣がついていると物事に対しての集中力がついていきます。

子どもは、1つのことに対する集中があまり長くは続きません。

そのため、そのお子さんにあった絵本選びが大切になってきます。

わたしは、読み聞かせが好きで、保育士時代には、

本当に多くの絵本や紙芝居を子どもたちに読んできました。

ある本では、集中できない子も他の本では集中できるなんてこともしばしば。

自分のお子さんに合った選書を心がけましょう!

ここでは、0歳児向けの絵本を紹介します。

言葉が増える

今まで視覚や聴覚といった感覚的な世界でここまでの数ヶ月を過ごしてきた赤ちゃんです。

最初は言葉真似から入ります。

とりあえず、「あか!」という音を真似してみます。

次第に、赤を「あか」と表現する。黒を「くろ」と表現するようになります。

そして、絵本の世界から日常の世界に繋げていけるとよいですね!

絵本で言葉の表現を増やしていきましょう!

0歳おすすめ絵本レビュー10選

保育士時代によいと思ったものから最近発売の最新版まで

おすすめしたい本10選を紹介します。

星5つつけてもよいものだけ紹介します。

  1. もいもい
  2. しましまぐるぐる
  3. あかあかくろくろ
  4. だるまさん「が」
  5. だるまさん「の」
  6. だるまさん「と」
  7. あかちゃんご おしゃべりえほん
  8. くっついた
  9. きらきら
  10. しゃかしゃか

もいもい 作・市原敦

東京大学の赤ちゃんラボが監修として開発された絵本です。

内容の9割が「もい」を連発します笑

しかし、これが本当に面白い。

子どもは、繰り返される簡単な言葉が大好きです。

うちの子もゲラゲラ笑うようになりました。

星5つの理由は、「何度も楽しい」ということです。

「もいもい」の読み方を変えるだけ!

100回読めば100通りの内容になります。

そのうち、我が子のつぼの読み方がわかってきます!笑

ぜひ、読み聞かせてあげてください!

しましまぐるぐる 作・かしわらあきお

保育士なら誰がも知っている有名な絵本です。

有名なだけでなく0歳児に読み聞かせる本としてとても優秀です。

こちらも繰り返しの言葉が使われています。

また、読み聞かせというよりも視覚をくすぐる絵本になります。

色のコントラストや配色、ぐるぐるした形、しましまの模様等、

見ていて面白い作品になっています。

また、赤ちゃんが反応する目や口が描かれた顔も登場するので

絵本に興味をもたせやすい絵本になっています。

赤ちゃんの目から20センチほど離して見せてあげましょう!

あかあかくろくろ 作・かしわらあきお

色を見る視覚の感覚を言葉にする絵本です。

「あか」「くろ」「しろ」を30回ほど読みかせます。

赤と黒と白はコントラストが強く赤ちゃんでも注目することができます。

こちらの絵本も目や口が描かれた顔を登場するので

親しみやすい作品となっております。

見る感覚を楽しませてあげましょう!

そして、視覚の情報を言語化に繋げられるように

たっぷり読んであげましょう!

赤ちゃんの目から20センチほど離してあげてね!

だるまさんが 作・かがくいひろし

タイトルにもなっている通り、だるまさんが出てきます。

このシリーズは「が」と「の」と「と」からなる3部作です。

だるまさんが○○!の繰り返しになります。

単純な繰り返しになりますが、子どもが笑顔になっています。

どうしてそんな面白いの?とママや保育士も笑顔になってしまう作品です。

だるまさんの 作・かがくいひろし

「だるまさんが」の「の」バージョンです!

だるまさんの○○!の繰り返しです。

「だ・る・ま・さ・ん・の」のページにヒントが隠されていて

○○!のページで答えが出るといった仕掛けになっていて

何かな何かなと予想をしながら楽しむことができます。

1度読むと答えを覚えてしまう園児をいましたが、

子どもは、答えを知ると逆にまた見たくなるようで何度も読みました。

だるまさんと 作・かがくいひろし

「だるまさんが」の「と」バージョンです。

だるまさんと○○さん!の繰り返しです。

「の」と同じようにヒントからの答えといった楽しみ方ができます。

「が」や「の」や「と」といった日常生活で間違いやすい言葉を

題材にしているので言葉を覚えるのにとても役立ちました。

真似しやすいリズムで言葉真似から日常生活に繋げられるとよいです。

あかちゃんご おしゃべりえほん 作・かしわらあきお

日常的によく使うあかちゃん言葉がたくさん仕込まれた絵本になっています。

例えば、「ねんね」「まんま」など赤ちゃんが

言葉真似しやすい言葉と絵がセットになっていて

0歳児から始める絵本にはもってこいの作品となっています。

赤ちゃんが話し始める頃には、「あ、絵本に出てきた言葉使ってる!」と

ママも嬉しい気持ちになることでしょう!

0歳児には、多めのボリュームとなっていますので

分けて読んであげるなど工夫しながら読み聞かせてください。

くっついた 作・三浦太郎

「○○と○○がくっついた!」と生き物のイラストとともに読み聞かせます!

この絵本の最大のおすすめポイントは、最後にママとくっつくことができるところです。

この絵本を読むだけで仲良しスキンシップを取ることができます。

手をくっつける。肘をくっつける。背中をくっつける。

いろいろアレンジしてみると面白いですよ!

作者の三浦太郎によると、ほっぺをくっつけて「くっついた」と言うと

赤ちゃんが笑顔になるという日常の幸せの中からこの絵本は生まれたとのこと。

ほっぺをくっつけて幸せな笑顔を日常の中に咲かせましょう!

きらきら 作・新井洋行

中央大学の山口真美教授監修のくもん出版の絵本になります。

生後7〜8ヶ月の間に赤ちゃんは、光沢感のあるきらきらした金色を好むという研究の結果から生まれた絵本です。

内容は、シンプルな絵がキラキラと反射しているものになっています。

黒と白だけのページもあれば、ガッツリ金色のページもあり、

盛り上がりポイントが分かりやすいです。

赤ちゃんが絵本に釘付けになるので、「見てる!見てる!」と

集中している様子をママも感じてみましょう!

しゃかしゃか 作・新井洋行

こちらも山口真美教授監修のくもん出版の絵本になります。

ビーズの音を楽しむラトル絵本です。

中心が丸くくり抜かれたページをめくって読み聞かせていくタイプで

赤ちゃんも注目させることができます。

うちの子は、この音でご機嫌になります笑

シンプルな顔がずっと中心にあることも効果的な仕組みとなっています。

赤ちゃんと一緒に音を楽しみましょう!

読み聞かせのコツ

読み聞かせのコツと書きましたが、正直技術的なことは

そこまで赤ちゃんに影響が出るわけではありません。

抑揚をつけたり、声色を変えたりすることよりも大切なことを紹介します。

  • コミュニケーションを意識する
  • 大人も楽しむ
  • 目的を確認する

コミュニケーションを意識する

絵本は親子がコミュニケーションをとるのに適したツールです。

保育士の読み聞かせでは、大勢を相手にしていますので

一人ひとりに反応してあげることができません。

しかし、親子であれば絵本の文字だけでなく、子どもの反応に

応えてあげながら読み進めることが可能です。

赤ちゃんの反応をチェックして、たくさんコミュニケーションを取りましょう!

また、0歳児絵本は、絵が中心となります。

読み終わったら次のページではなく、

視覚的に楽しめるように充分に時間を取りましょう!

大人も楽しむ

絵本を読み聞かせてあげるということではなく、

一緒に楽しみましょう!

実際、大人でも楽しめる絵本はたくさんあります。

自分も内容を理解しながら、たくさん笑って、たくさん泣いちゃってください!

ママと一緒に笑う、泣く、喜ぶ。

2人で幸せを感じることができるように楽しみましょう!

目的を確認する

読み聞かせる前に目的を確認しましょう!

寝かしつけたい!

楽しく笑い合いたい!

集中させたい!

寝かしつけたいから、静かにそーっと読もうとしたり、楽しく笑い合いたいから、元気に読もうとしたり、

目的がはっきりしていると自然とママの読み方も上手になってきますよ!

絵本を読む前にどんな姿になってほしいのか確認しましょう!

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。絵本生活を楽しむためにも、たくさんの絵本に出会えたらよいですよね!お子さんと絵本を通して、たくさんコミュニケーションをとってすくすくと育つ我が子を見守りましょう!

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